Fのブログ

世にありふれたフツーのブログのうちの一つ

ハーモニー

おそようございます。

 

ここ数ヶ月書いてなかったような気がしています。気がつけば書き始めた時から半年くらい経っていたらしくびっくりしています。

 

最近、伊藤計劃原作のハーモニーという映画を見ました。ジャンルはSFですかね。

 

高度な技術をひっざけた管理社会における一連の事件?に関する話でした。

 

 

軽くネタバレになりますが、この出来事の発端は、人間の持つ矛盾(のようなもの)の解決という思想であると解釈しています。

 

実際、人間はどうしようもない欠陥を抱えた存在だと思いました。まあ主語が大きすぎることも原因ですが。

 

問題はそれを解決するために、人に強力な介入をすることが望ましいか否かという点だと思います。

 

身近なところではワクチンもそうかもしれませんし、他にも精神疾患の治療に脳に電極を埋め込む方法が話題になるなど、SF的な妄想と片付けるのももったいないですね。

 

人間を改良すると見れば非人間的とも言えるでしょうし、介入しないことで問題を放置することもまた非人間的と言えると思います。

 

まあこのへんは(世俗的な意味で)宗教的な話になるのでしょう。ちなみに私は後者を推します。なんなら脳に電極を繋ぎまくる世の中ウェルカムといった具合です。

 

有名な話かもしれませんが、伊藤計劃は病気で若くして亡くなっており、その生前も医療技術に支えられて生きていた人物であったそうです。そんな立場だからこそのこの作品と考えると面白かったです。

 

今日はこのへんで。