作曲をしてみた話と余談
これはJsys Advent Calender 2019 の6日目の記事です!
皆さんどうもこんにちは。fmute(@FKDmute)です。誰?って思った方は、いつも黒い服ばっかり着ている人間のことを思い浮かべてもらえるとありがたいです。
まずは雙峰祭お疲れ様でした。僕はjsys映像部門企画担当として参加しました。jsysに少しでも貢献できていたのならば嬉しいです。
前置きはこれくらいにしておいて、さっさと本題に入ります。
Why作曲??
時は10月下旬のあたりまで遡りますが、丁度企画担当は生放送で流す番組を編集していました。そこでOP映像の曲を考えた際、なぜか僕は「自分で作ったろ!w」みたいな考えに至りました。作曲サークルに所属していた(後述)こともあり、常々1曲くらいは…と思っていたのでこれをいい機会だと思ったんですかね。
その目論見は二日で挫折しました。言い換えれば、無茶な目論見だということに気づくのに二日かかりました。雙峰祭直前期の僕の進捗の無い二日間はこれが原因です。企画の皆さんすいません
なんとか番組ができあがり、雙峰祭が終わった後でも未だ1曲つくりたいなという思考が継続していたのでそのノリで作曲した次第です。
なんだか長文になってしまったので読まなくても構いません(今更)
使用したソフト・プラグイン
〇DAW
・Cakewalk by Bandlab
作曲サークルに入った時に勧められたものです。特筆すべきは付属の音源の多さとDAWの価格(なんと0円)です。ぶっちゃけこれだけである程度は作曲できます。
・MT Power Drum Kit2
テンプレート目当てで使いました。なぜかこれも無料です。
参考にした曲
- ANiMA - xi
今回はこの曲の大部分をパクりました模倣させていただきました。そう言うのも烏滸がましいといえる程にすごい曲です(語彙力皆無)
[Deemo] ANiMA - xi (Original Version) - 偶像に世界を委ねて ~Idoratrize World
鬼形獣の中では一番良いです。ちなみに僕はEASYシューターですが今作は何とかノーコンティニュークリアできました。なおEx - Battle Against A True Hero 同じメロディが続いても飽きないようにするためにはどうすればよいかと考えたときに参考にしました。結局解決しませんでした。
実際に作った曲
(じっと見ていても画像は動きません)
ちょっとしたお話
・後半が特に雑
原因としてはAメロのを作った時点で満足してたことと単純に技量が無いことに因ります。
・全体にまとまりが無い
雙峰祭用の映像を作った際にも同じことを思いました。どうも全体を考えるのが苦手なようです。なにかはっきりしたテーマがあるといいのかもしれませんね。
ネガティブな話が続いたので違う話をしたいと思います。
Aメロの部分について
コード等の話をしますがこれは間違ってる!なんてところがあったら指摘していただけると喜びます。またサンプルも作ったのでそれを聴いてもらえるだけでもありがたいです。
個人的に一番作曲していて楽しく、かつ満足した部分です。最初のイメージとしては切ない雰囲気にしようと考えていたので、ベースは一つずつ下げていこう、ということにしました。そこで、カノン進行の前半がそれを満たすように改変できることを知っていたのでカノン進行を採用しました。(以下3つのサンプルは音量注意です。ミスりました)
C→G→Am→Em→F→C→F→G
こういうのでいいんだよ。
ごく普通のカノンです。ハ長調なのはわかりやすいかと思ったからです。
ここで普通?ならドの音から一つずつ下げるんですが、ミから下げても当初の目的が達成されることに気づき、気分を変えてミから始めました。これが後にいい結果になったんですね。また、少しでも暗い雰囲気にしようと思いDmにFの部分を代わってもらいました。
C/E→G/D→Am/C→Em/B→Dm/A→C/G→Dm/A→G/B
この表記が合ってるのか不安になるほどのゴリ押し。なんと各コードの一番高い音がこれまた一つずつ下がっています。恐るべしカノンコード。それとも必然なんですかね?
して、最後に最大の改変として、7小節?目のDm/Aをいじりました。途中までカノン風味で来て、ここで裏切り、というようにしています。一番しっくりきたのがF#だったのでF#を採用しています。結果から言えば、Caug/F#というコードです。
このコード、去年の秋頃にちょっと有名になったんですよ。というのもこれ、Blackadder Chord とかイキスギコードとか呼ばれます。4つの構成音のうち2つはメジャースケール上に無いんですが、その割にはそこまで不協和音でもないですよね。F#をルート音に持つコードを探していたらイキスギコードと再会し、迷わず採用しました。別に僕はこの音を聞いて絶頂はしませんが、このコードが大きな矛盾なくハマったときはほぼイキかけました。えぇ、サーセン。
Cadd9/E→Gadd9/D→Am7/C→Em7/B→Dm/A→CM7/G→Caug/F#→G7
実際に使ったコードでは分散させているので、add9と7のオンパレードです。これに関してはテキトーに加えました。もうちょっといいやり方があったかもしれませんね。分散させないと何だか汚いなあ。
そんなこんなでコードが完成しました。
余談
自分が作曲サークルに行かなくなった話を書こうと思っていましたが記事が長くなるので止めます。簡潔に言うと自分のコミュニケーション能力の低さ&知識・経験の無さにより存在意義を見出せなくなったからです。僕は某作曲サークルは組織、人間味ともに素晴らしいサークルであると思っています。
何でこんなことここに書こうと思ったかというと、この記事のタイトル的に某サークルの方が見る可能性があると考えたからです。
余談終わり。
終わりに
ご付き合い頂きありがとうございました。作曲は理屈で詰められることもあるので面白いと思いますよ。
振り返ってみると、Jsysには殆ど関与しない話でしたね。これからはもっと実委に貢献できるようなことを身につけたいお気持ちです。
それでは。